レポート
2022年4月5日に来訪。
板橋区の中央付近に位置する天然温泉。
一ヶ月前に行った九州旅行での自然の中の温泉が忘れられず、都内にいながら堪能できる本格的な温泉施設を求めて赴くことに。
板橋区のちょうど中央に位置するため、交通手段はバスか自動車に。
今回は東武東上線からときわ台を経由し、最寄りのバス停から徒歩 5 分ほど歩いて到着。敷地内にまだ咲いている夜桜を眺めながら周りの様子を見るに、平日だと空いている穴場スポットの気配が漂っています。
受付は対人カウンターにて。今日は最小限の着替えだけ持ってきたので、タオルをレンタルします。バスタオルとフェイスタオル合わせて320円。追加料金で館内着もレンタルしているとのことでした。
受付も済ませて一通り館内を確認したあと、早速大浴場へ。内湯の体験も早々に、露天風呂へと向かいます。
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事前に調べた情報通り、ゆとりもあり緑と石に囲まれた風景は、とても23区とは思えない温泉のあるべき姿をイメージさせてくれます。期待を胸に、浴槽へ。
一番メインとなる天然温泉の露天風呂はうぐいす色をしていて、色自体は珍しいものの、東京付近によく見られるにごり湯。十分な広さはあり、熱すぎない温度も相まって、ゆったりと浸かることができました。
この日は空いている日でしたが、日によっては少し狭いと感じることもあるかもしれません。
壺湯と寝湯も体感したあと、内湯へと戻った時によかったのは高濃度の炭酸泉。内湯は白湯となっている施設も多いですが、都内のスーパー銭湯では炭酸泉が一般的になっているので、やはりあるのは嬉しいところ。
体の芯は温めたままに、入浴後の寒暖差を和らげてくれます。
大浴場を出たあとは施設内を一通り巡ったあと、今回は帰ることとしました。
少し夜遅い時間であったため、次に来るときは食事処「柿天舎」も体験してみたいところ。
副都心エリアからアクセスが良い立地でありながら、まるで都心から離れた温泉に足を運んだような満足感を提供してくれます。東京近郊で言うと湯けむりの庄に似たような印象を受けました。もし好きなかたであれば、こちらもぜひ。

